医師のニーズに応えるVeeva活用方法 – デジタルならではの特性を活かせる、VeevaCLMインタラクティブコンテンツ -
医師はタブレット端末で行われるディテールについてどのような期待や不満を持っているのでしょうか?DM白書の調査では、タブレット端末でのディテールのアニメーション演出は要点を理解しやすく、また、記憶にも残りやすいと医師が感じている※1ことが明らかになっています。そこで今回は、VeevaCLMを使ったインタラクティブコンテンツの一例をご紹介します。
タブレット端末による情報提供をより効果的にするため、医師に評価ポイントや不満点についてインタビューを行った結果明らかになったことは以下です。
- ● アニメーション演出は要点を明確に理解しやすく、記憶にも残りやすいと医師が感じている
- ● タブレットでの情報提供に期待することとしては、アニメーションを活用したスライドの用意や、質問に即回答できるような優れた検索機能など、デジタルならではの特性を活かした情報提供を期待している
リサーチテーマ「医師ニーズを満たしたタブレットディテールの実施方法とは?」では、検索性を高めるための導線設計についてご紹介しました。
そこで今回は、タブレット端末による情報提供手段として活用されているVeevaCLMを使ったインタラクティブコンテンツの一例をご紹介します。
VeevaCLMフォームデザインのポイント
フォームで重要なポイントは以下の3つです。
● 文字が読みやすいか
● タップ(クリック)しやすいか
● 変更前後がわかりやすいか
基本的なデザイン部分を押さえつつ、操作が必要な画面なので必要最低限のアニメーションを加えると良いでしょう。
VeevaCLMフォーム動画サンプル
複数の選択肢からの組み合わせが直感的に行える「ドラッグ&ドロップ」
ドラッグ&ドロップを活用したコンテンツは、視覚的なインタラクティブ性や動きによって、医師のモチベーションや興味を高めることができます。
例として治療選択画面が考えられます。医師と面談しながらドラッグアイテム(治療選択)をドロップターゲット(n次治療)に配置することができます。
VeevaCLM 医師と面談しながら利用できる動画サンプル
アニメーションで印象に残る演出を行う「グラフ」
グラフの変化は分かりやすくアニメーションで表現でき、インタラクティブなビジュアルエイドが実現できます。
例えば血中濃度×時間をタップすることでグラフ表示をアニメーションで表現することができます。面談時に医師の話を聞く際、提示している画面上が視覚的に変化することで、より医師の印象に残る面談になるでしょう。
VeevaCLM アニメーションで表現するグラフ
まとめ
MCI
DIGITALが提供しているDM白書の調査では、タブレット端末での情報提供で評価が高い企業はMR(面談)の役立ち度が高い傾向にあることが明らかになっています。また、医師へのインタビューからはタブレットでの情報提供時に「デジタルならではの特性を活かした情報提供」を期待していることが分かりました。
このことからタブレット端末による情報提供は、紙媒体ではできないインタラクティブなコンテンツを実装することで、医師への期待に応えるとともにMR(面談)の役立ち度が高くなることが期待できます。
MCI DIGITALでは、インタラクティブコンテンツの制作を含めたVeeva制作・運用のご支援を行っていますので、お気軽にご相談ください。
また、タブレット端末による情報提供の重要性を裏付ける調査結果はMCI DIGITAL「DM白書」下記号で特集しています。該当の医師版マルチメディア白書を購入されている企業様は、当サイト「マイページ」から、該当年号の白書データをご確認いただけます。詳しくはお問い合わせください。
● 「医師版マルチメディア白書」タブレットディテール関連項目
>> タブレット端末による情報提供 最も評価している企業(医師版マルチメディア白書2023年夏号)
>> タブレット端末による情報提供の評価とMR(面談)役立ち度との関係(医師版マルチメディア白書2023年夏号)
>> タブレット端末による情報提供の印象度合い(医師版マルチメディア白書2022年秋号)