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トラッキングレポート:働き方改革と医師の情報収集時間の変化(2026年春号)【DLあり】

テーマ医師の働き方改革によって、製薬企業が注力すべきテーマとは?
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記事公開日 2026.11.04
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「DM白書ラボ」では、DM白書本編には未収載のデータを提供しています。今回は、「医師の働き方改革」が、医師の情報収集活動にどのような影響をもたらしているのかについて調査した結果をご紹介します。「DM白書2026年春号(ラボ限定設問)」(n=4,981名)の回答を対象にしています。

背景・目的

2025年春号の調査※1では、「労働時間短縮計画が推進中」の医療機関に勤務する医師のうち、「勤務時間が減少」と答えたのは約15.3%でした。
今回は、引き続き医師の働き方や情報収集スタイルの変化を調査します。

目次

詳細

前提条件

  • ● 設問「各媒体から疾患・薬剤情報について、1週間に何時間ぐらい情報提供を受けていますか。平均的な時間をお教えください。」

・設問「2024年4月に開始された医師の時間外労働規制について、先生のご勤務先での医師労働時間短縮計画策定状況をお教えください。」の回答別に、設問「各媒体から疾患・薬剤情報について、1週間に何時間ぐらい情報提供を受けていますか。平均的な時間をお教えください。」、「各会合の参加状況についてお教えください。」の回答を集計。その平均値を、設問「先生の専門領域における薬剤・疾患情報について、1日あたりの情報収集するタイミングの占める比率を、利用する情報源(チャネル)ごとにお教えください。」の回答結果と掛け合わせ、タイミング別の情報収集時間を算出。労働時間短縮計画が推進中の医師は、設問「時間外労働規制によって、先生の勤務時間がどう変化したかお教えください。」の回答別の結果も算出。
・設問1「2024年4月に開始された医師の時間外労働規制について、先生のご勤務先での医師労働時間短縮計画策定状況をお教えください」で「策定され推進中」と回答し、設問2「時間外労働規制によって、先生の勤務時間がどう変化したかお教えください。」で「規制前よりも減った」と回答した医師を「(1)勤務時間が減少」、設問1で「計画策定され推進中」「計画策定中」「計画未着手」のいずれかを回答し、設問2で「変わらない」と回答した医師を「(2)勤務時間に変化なし」と定義して集計。

・集計条件

- HPの医師に限定して集計
- 調査期間:2026年1月16日~2月2日
- 調査方法:インターネット
- 有効サンプル数:医師4,981名

労働時間短縮計画推進中の医師のうち、勤務時間が減少した医師の割合は18.5%

勤務施設における労働時間短縮計画の推進状況別に、情報収集タイミングごとの情報収集時間を集計しました。

労働時間短縮計画の推進状況別、情報収集タイミング・時間
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※本記事に掲載されている図表をすべてダウンロードしてご利用いただくことができます。

計画推進中の施設に勤務する医師73.3%(前回比+3.5ポイント)のうち、勤務時間が計画推進前よりも減少した医師は医師全体の18.5%(+3.2ポイント)でした。
1週間あたりの情報収集時間は、勤務時間に変化なしと答えた医師が最も短く5.21時間となっています。

勤務時間が減少した医師の「勤務後院内で」での情報収集時間は、勤務時間に変化がない医師より短い

労働時間短縮計画推進によって「勤務時間が減少した」と回答した医師と、(計画の推進状況問わず)「勤務時間に変化なし」と回答した医師の情報収集時間を、情報収集のタイミング別に比較しました。

勤務時間への影響別、タイミング・時間【26年春号】
記事内の図表をダウンロード

※本記事に掲載されている図表をすべてダウンロードしてご利用いただくことができます。

勤務時間が減少した医師の「勤務後院内で」での情報収集時間は、勤務時間に変化がない医師と比べて、-0.12h(-7.2分)短いことがわかりました。

勤務時間が減少した医師が「勤務後院内」で情報収集時間を短縮したチャネルはインターネットサイト

労働時間短縮計画推進によって「勤務時間が減少した」と回答した医師と、(計画の推進状況問わず)「勤務時間に変化なし」と回答した医師の、タイミング別・チャネル別の情報収集時間を比較しました。

【26年春号】勤務時間への影響別、タイミング別、チャネル別の情報収集時間

※切り替えてご確認ください

勤務時間が減少した医師と勤務時間に変更がない医師で、情報収集時間に6分(0.1時間)以上の差があったタイミングおよびチャネルは、「勤務後院内」における「インターネットサイト」(勤務時間が減少した医師のほうが8.4分短い)、「勤務後自宅」での「インターネット講演会」と「先輩・同僚医師仲間」(前者で7.8分、後者で7.2分、勤務時間が減少した医師のほうが長い)でした。

考察

医師の情報収集時間の変化に合わせた戦略を:ラボ編集部からのコメント

26年春号の本調査で、勤務時間が減少した医師の割合は25年春号調査※2と比較して3.2ポイント上昇しましたが、勤務時間が減少した医師と、勤務時間に変更がない医師の情報収集タイミング・時間は、昨年の調査結果から大きな変化は見られませんでした。
情報収集を行う場所や情報収集にかける時間は、勤務時間が減少した医師、勤務時間に変化がない医師で大きく変わらないものの、25年調査結果と比較すると情報収集時間そのものが減少傾向にあります。
医師の短時間での情報収集を実現するため、UX、CXを考慮した情報設計が重要と言えます。

出典

DM白書2026年春号(ラボ限定設問)
調査期間:2026年1月16日~2月2日
調査方法:インターネット
有効サンプル数:医師4,981名

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