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医師が「最も優れた情報提供を行っていた」と感じた企業と薬剤は?

記事公開日 2025.01.08
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記事公開日 2025.01.08

「DM白書ラボ」では、DM白書本編には未収載のデータを提供しています。
今回は、医師が専門領域において、どの企業と薬剤が優れた情報提供を行っていたと感じたかについて調査した結果をご紹介します。「DM白書2024年冬号(ラボ限定設問)」(n=5,117名)の回答を対象にしています。

目次

前提条件

  • ● 設問「2024年7月~9月末において、(薬剤自体の評価は除いて)先生の専門領域において最も優れた情報提供を行っていたと感じる薬剤名を企業名と合わせて1つご回答ください。」(自由回答)の回答内容を集計
  • ● 「該当なし」や、企業名と薬剤名の組み合わせが正しく記入されていないなどの無効回答は除外

結果サマリ 最も優れた情報提供を行っていたと感じる製薬企業×薬剤1位は「アストラゼネカ×フォシーガ」

最も優れた情報提供を行っていたと感じる製薬企業×薬剤TOP20

1位は「アストラゼネカ×フォシーガ」、2位「大塚製薬×レキサルティ」、3位「武田薬品工業×タケキャブ」という結果となりました。また、「エンレスト」が12位「大塚製薬」と13位「ノバルティス ファーマ」で連続してランクインしています。
また、表の右側にはご参考までにDM白書2024冬号における企業-薬剤別処方インパクト(PI※1)の回答数を記載しています。PIの回答数が多いものが、今回の調査でも上位に入っていることがわかりますが、この表の中で回答数が一番多い「ヴィアトリス製薬×アミティーザ」が10位、逆に回答数は少ない「エーザイ×レケンビ」が9位に入っているなど、PIとは必ずしも一致はしていないことがわかりました。

  • ※1 処方インパクト(PI)についての解説はこちらをご参照ください。

ダウンロードデータでは、製薬企業×薬剤(全580種、380位)のランキング結果と、製薬企業別・薬剤別のランキング上位20位の結果をご確認いただけます。

結果サマリ 最も優れた情報提供を行っていたと感じる製薬企業1位は「アストラゼネカ」

最も優れた情報提供を行っていたと感じる製薬企業TOP10

製薬企業別にも集計をしたところ、1位「アストラゼネカ」、2位「大塚製薬」、そして製薬企業×薬剤では7位と17位に入っている「第一三共」が3位となりました。

ダウンロードデータでは、製薬企業別ランキング上位20位の結果をご確認いただけます。

結果サマリ 最も優れた情報提供を行っていたと感じる薬剤1位は「フォシーガ」

最も優れた情報提供を行っていたと感じる薬剤TOP10

薬剤別でも集計した結果がこちらです。共同販売している薬剤について回答数が合算されますが、1位は変わらず「フォシーガ」という結果となりました。しかし2位以下については、2位が「マンジャロ」、3位が「レキサルティ」と、製薬企業×薬剤とは順位が入れ替わっているものも複数みられます。

ダウンロードデータでは、薬剤別ランキング上位20位の結果をご確認いただけます。

医師属性ごとの調査データ

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【腫瘍内科】最も優れた情報収集を行っていたと感じる薬剤名と企業名TOP20

ラボ編集部からのコメント

製薬企業内ではデジタルによる情報提供活動に対して、それがどれだけ売り上げに貢献したのか?と問われるケースが多く、デジタルマーケティング担当者はその回答に苦慮しているという話をよく伺います。
しかし今回の調査では、医師が最も優れた情報提供を行っていたと感じる薬剤であっても、必ずしも処方インパクト(PI)に直結するわけではない、ということが明らかになりました。これは情報提供活動の他にも、製品のライフサイクルや、製品力、MRのクロージング力といった各企業・製品の状況が、多分に影響しているためと考えられます。
たとえ情報提供が優れていたとしても、それがそのまま売り上げに直結するわけではないという今回の結果をふまえ、デジタルによる情報提供に関わる部門のパフォーマンス評価においては、PIやリーチ率だけではなく、情報提供活動自体を評価していくことにもっと焦点を当てていくことが必要ではないでしょうか。

(文:藤井)

出典

DM白書2024年冬号(ラボ限定設問)
調査期間:2024年10月4日~10月17日
調査方法:インターネット
有効サンプル数:医師5,117名

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