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ラボの休憩室 Vol.10 データ活用に向けたマインドチェンジの進め方

記事公開日 2025.11.18
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記事公開日 2025.11.18

このコーナーでは、製薬業界のデジタルマーケティングに長年関わってきた方に登場いただき、ざっくばらんにお話していただきます。
なお、本記事に掲載されている意見は、参加者の個人的な見解に基づくものであり、参加者の所属団体や他の関係者の意見を反映するものではありません。読者の皆様は、内容をご自身の判断でご利用いただきますようお願い申し上げます。

取材年月 2025年9月

プロフィール ■セーダス氏(仮名)
大手製薬企業、外資系製薬企業にてMRを10年以上経験後、営業部門(MR、マネージャー)の人材育成の担当者としてソフトスキル・オムニチャネルトレーニング、ローンチ時の研修に5年間従事、その後、DX推進者として、本社間、本社-MR間のコミュニケーションのハブとなってプロジェクトマネジメント、チェンジマネジメントを担当。
■千葉 理洋(仮名)
DM白書ラボ フェロー

目次

学んだことを身に付けるためには?

  • ※1 経験(Keiken)、勘(Kan)、度胸(Dokyo)
  • ※2 ビジネスアーキテクトとは、デジタル変革(DX)の推進において、目的設定から導入、効果検証までを関係者を調整しながら一貫して推進し、企業全体の戦略実現をリードする人材

「やる気スイッチ」は科学の力で押せる

金銭的報酬がないと仕事をしないのか?

  • ※3 社会的報酬(Social Reward)とは、金銭的なインセンティブとは異なり、他者からの承認や感謝、尊敬といった社会的な評価を通じて得られる報酬のことを指す。これは人間の基本的な欲求の一つであり、職場においてもモチベーションの重要な要因となると考えられている。社会的報酬には、承認(Recognition):上司や同僚からの感謝や評価、尊敬(Respect):組織内での信頼や影響力の向上、所属感(Belonging):チームの一員として認められること、社会的比較(Social Comparison):他者と比較して優れた成果を出したときの満足感がある。
  • ※4 さまざまな手段を用いて自分自身の性格や気質、タイプや考え方、価値観などを深く知り、それを自分自身の特性として受け止めること。自己理解を深めれば、自己の変化のきっかけをつかめたり、他者へ意識が向けられるようになったりする。

「7割でGO」ができない、製薬企業のDX推進の壁

  • ※5 Proof of Concept:概念実証。新しいアイデアや技術の実現可能性や効果を検証するためのプロセス。

ドクターを神格化しすぎている?

  • ※6 「処方における検討レベル(仮)」2025年12月DM白書ラボ公開予定
処方における検討レベル(2025年12月DM白書ラボ公開予定)

次回は、MRに必要なマインドセットについてお話を伺います。
(文:松原)

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