製薬オムニチャネルマーケティングの情報提供Webサイト
実行プランを決める 業界・環境から 製薬デジマナレッジ SEOの最新動向・ニュース(2024.02)~コアウェブバイタル、Gmailスパム対策強化、ドメイン移転影響~
検討フェーズ実行プランを決める 

SEOの最新動向・ニュース(2024.02)~コアウェブバイタル、Gmailスパム対策強化、ドメイン移転影響~

記事公開日 2024.02.20
お気に入りに登録
記事公開日 2024.02.20

2024年2月のSEOの最新動向・ニュースをお届けします。

目次

コアウェブバイタルの指標変更

「コアウェブバイタル」は、Googleが2020年に発表したWebページのUX(ユーザーエクスペリエンス)指標で、2021年6月から検索順位の決定要素に組み込まれています。すでに2023年5月にアナウンスされていましたが、2024年3月からコアウェブバイタルの指標の1つがFID(First Input Delay)からINP(Interaction to Next Paint)に置き換えられます。

これにより、Webページ上のインタラクション(ユーザーの操作に対する反応)間のUXはより適切に測定できるようになり、UXの改善に繋がることになります。

コアウェブバイタルとは

「コアウェブバイタル」はサイトにおけるUXの質を計測するための指標群で、以下3つの指標で構成されています。

  • LCP (Largest Contentful Paint)
  • CLS (Cumulative Layout Shift)
  • INP(Interaction to Next Paint)

FIDとINPの違い

コアウェブバイタルの指標の1つであったFID(First Input Delay)は、ユーザー操作に応じてページの反応の速さを計測しています。2024年3月から置き換わるINPはユーザー操作に対するページの全体的な応答性を評価する指標です。

INPのユーザー操作に対する応答性は下記の3つです。

  • 入力遅延: ユーザーが操作しそれが実行されるまでの時間
  • 処理遅延: コードの実際の処理にかかる時間
  • 表示遅延: ブラウザがインタラクションの視覚結果を含む次のフレームを表示するのにかかる時間

FIDは入力遅延の部分のみを対象としていますが、INPではページ滞在中に発生するすべての応答性を計測対象とします。

視覚フィードバック

優れた応答性とは、ユーザーがページ上で行った操作に対してページが迅速に応答することを意味します。ページが操作に応答すると、その結果として視覚フィードバックが発生します。視覚的なフィードバックにより、ユーザーは操作できたかどうかを判断できるようになります。

ユーザー操作の中には時間がかかるものがありますが、「何かが発生している」という手がかりとして、最初の視覚的なフィードバックを素早く提示することが重要です。視覚的なフィードバックを遅らせると、ユーザーに、ページが操作に反応していない印象を与える可能性があるためです。少なくとも処理中であることを示すローディング画面等、ユーザー操作を受け付けたことを視覚的に示す必要があります。

INPの目標

INPの目標は、ユーザーがインタラクションを開始してから次のフレームがペイントされるまでの時間を、ユーザーが行うすべてのインタラクションまたはほとんどのインタラクションについて、可能な限り短くすることです。

INPは「Page Insights」(https://pagespeed.web.dev/)やGoogleが提供するデベロッパーツール「Lighthouse」で測定することができます。INPを200ミリ秒以下にすることが目標となります。

まずはオウンドサイトの状況把握を

前述のツールを利用し、現時点のオウンドサイトのパフォーマンスを確認しましょう。その他のUXに関わる指標だけではなくSEOに関する問題も提示されますので、顕在化した問題点をできるところから解消し、UX最適化・SEO対策を行いましょう。

参考公式リンク

Next Paint へのインタラクションを進める(web.dev)
https://web.dev/blog/inp-cwv?hl=ja
次のペイントに対するインタラクションを最適化する(web.dev)
https://web.dev/articles/optimize-inp?hl=ja
INP を Core Web Vitals に導入(Google検索セントラル)
https://developers.google.com/search/blog/2023/05/introducing-inp?hl=ja

Gmail 2024年2月よりスパム対策強化

スパム対策強化のため、Gmailへ送るメールが満たすべき条件が厳しくなります。

厳しくなるとはいえ、要件としては正しいメールを届けるためのベストプラクティスとして昔から言われている内容であり、「送信ドメイン認証をしっかり通すこと」「迷惑メール率を低く抑えること」「配信停止を簡単にできるようにすること」の3つを明確にしたものとなります。

もし2月以降にGmail宛のメールが迷惑メール扱いされる場合は、下記の要件が満たされているかチェックする必要があります。

  1. 送信ドメイン認証
    SPF/DKIM/DMARCが正しく設定されているか

  2. Reverse DNS
    メール送信元IPアドレスの逆引き(IPアドレスからドメイン名を取得)が設定されているか

  3. 送信時のTLS接続
    メールサーバの設定で、メール送信時にTLS接続を使用しているか

  4. 迷惑メール率
    受信トレイに配信されたメールのうち、受信者が手動で迷惑メールに分類した件数の割合が0.1%未満か
    ※Postmaster Toolsを設定することで、Googleアカウントに送信したメールの迷惑メール率を確認できます。
    https://support.google.com/a/answer/9981691?visit_id=638420844527823843-1074124177&rd=1

  5. RFC5322の準拠
    RFC5322で定義されているメールのメッセージの形式が守られているか

  6. 配信停止
    受信者が簡単に配信停止できるか
    ・「one-click unsubscribe」に対応すること
    ・メッセージ本文に登録解除のリンクをわかりやすく表示すること

ドメイン移転影響

海外でドメイン移転をした際のSEOについて大規模調査が行われました。

元のドメインと同じ水準に戻るためには平均229日、42%は元に戻らないなどの研究データが出ています。

最短で16日で戻った例もあることから、所謂一般的なサイトでは早期に戻ると予想できますが、ジャンルによっては適切な対応をしても戻らない事も多いとのことです。製薬オウンドサイトの場合、会員限定コンテンツも多いことからコンテンツ不足によるサイトの信頼性を疑われる可能性もあるため、ドメイン移行に関しては慎重に検討する必要があります。

参考公式リンク

How Long Should An SEO Migration Take? [Study]
https://www.searchenginejournal.com/study-how-long-should-seo-migration-take/492050/

お気に入りに登録
Page Top