希少疾患をはじめ専門性の高い疾患の早期発見・早期治療・疾患啓発に貢献するエクスメディオ社の新プログラム「エキスパートライン」【PR】
エクスメディオ社は、2014年の創業以来、医師専用の臨床相談コミュニティ・オンライン医局®『ヒポクラ』を事業運営してきました。医師のための専門医相談サービスのパイオニアとして、皮膚疾患、眼疾患、心不全心電図、呼吸器疾患などに領域を拡大。2021年からは「遺伝性血管性浮腫(HAE)」を皮切りに、希少疾患の早期発見に着手してきました。
医師会員約70,000人、これまで50,000症例以上を解決してきたオンライン医局®『ヒポクラ』のノウハウを活用し、2024年4月から、国立がん研究センター東病院
皮膚腫瘍科監修のもと、希少がんメラノーマをはじめ皮膚がん(皮膚悪性腫瘍)を対象とする「皮膚がんエキスパートライン」プログラムを開始しました。
目次
プログラム第一弾は、希少がんのメラノーマ……根本的な課題を解決したい
国立がん研究センター東病院 皮膚腫瘍科監修のもとスタートする「皮膚がんエキスパートライン」では、希少がんメラノーマをはじめ皮膚がん(皮膚悪性腫瘍)の早期発見・早期治療・疾患啓発に貢献します。
メラノーマにおける初回受診までの期間は、中央値で24カ月。
これは欧米の約2~10倍
日本におけるメラノーマの初回受診までの期間は、中央値で24か月(約2年)、平均値で65.1か月(約5.4年)かかっているという報告※1があります。これは欧米と比較すると、中央値で約2〜10倍の時間がかかっています。
つまり、日本のメラノーマ診断・治療においては 「患者さんが早期に受診できておらず、欧米と比べてがんが進行した状態で診断・治療を開始する割合が高い」 という課題があります。
メラノーマの病期別3年生存率は、比較的早期のステージ0-Ⅰ期なら96〜100%ですが、ステージⅢになると32〜100%、ステージⅣに至っては25%と極端に予後が悪くなります※2。
※1,2 出典:日本皮膚悪性腫瘍学会, Japanese Melanoma Study: Annual Report 2022 - 背景情報:AJCC第8版2018-2022年の症例), http://www.skincancer.jp/report-skincancer_melanoma_2022.pdf
「早期」に「適切」な治療を受けることで、死亡や生活の質の低下をできるだけ少なくすることができます。早期であれば完治も期待できます。
また、メラノーマをはじめ皮膚がんは希少がん(比較的稀な悪性腫瘍)の一つです。全国に皮膚科専門医は7,000名超いるものの、専門的な知識や技術を持った皮膚がんの専門医である皮膚悪性腫瘍指導専門医は93名
(2024年3月時点) しかいません。 診断・治療の根本的な課題を解決するためには、 クリニックや中核病院の医師と皮膚悪性腫瘍指導専門医の連携強化が重要なポイントになります。
「エキスパートライン」が実現するのは、横の連携と縦の連携
1.【横の連携】全国どこからでも、クリニックや中核病院の医師が皮膚がんのエキスパート専門医に、診断・治療の相談を無料で気軽にできるオンラインコンサルト(医師のための専門医相談サービス)
2.【縦の連携】各地域のクリニックや中核病院から専門医(専門施設)へのオンラインコンサルト活用、適切な紹介を促進するサポート施策
3.【疾患啓発】皮膚がん関連情報の発信による疾患啓発&学びの機会創出
弊社による事前のニーズ調査では、皮膚科勤務医の73.7%がオンラインコンサルトを使いたいという意向を示しています。2024年4月のスタート時は、国立がん研究センター東病院
皮膚腫瘍科の医師がコンサルト対応。さらに今後、 賛同・協力いただける皮膚悪性腫瘍指導専門医の先生方を増やしていけるよう取り組みを進め、全国規模で皮膚がんの早期発見、適切な治療に貢献していく予定です。
併せて、当プログラムの取り組みを波及させるため、オンラインコンサルトを利用する心理的ハードルの緩和、適宜適切な患者紹介を促進するためのサポート施策を行っていきます。千葉周辺の皮膚科を標榜されているクリニックを対象に「皮膚がんエキスパートライン」のオンラインイベントの開催などから、取り組みの輪を広げていきます。
■監修医(国立がん研究センター東病院 皮膚腫瘍科)からのコメント
● 陣内 駿一 先生 | |
【監修・窓口担当】 国立がん研究センター東病院 皮膚腫瘍科 日本皮膚科学会 認定専門医 日本皮膚科学会 認定皮膚悪性腫瘍指導専門医 |
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皮膚がん診療に携わる中で、患者さんからの「もっと早く専門病院に受診しておけばよかった」というお声、皮膚悪性腫瘍を専門にされていない先生方からの「診断や治療法がわからないときはどうすればよいか」「近くに専門病院がなく、初期対応がわからない」「皮膚悪性腫瘍指導専門医に尋ねにくい」などのお声を聞くことがあり、今回、エクスメディオ社と共に検討を重ね、システムの社会実装まで至りました。今回のプロジェクトを通して、皮膚がん患者さんにより良い医療を提供できればと考えています。 | |
● 高橋 聡 先生 | |
【監修】 国立がん研究センター東病院 皮膚腫瘍科 科長 日本皮膚科学会 認定専門医 日本皮膚科学会 認定皮膚悪性腫瘍指導専門医 |
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多くの皮膚がんは早期発見、早期治療により根治させることが可能です。そのためには初診の段階での診断とその後の速やかな専門医への受診が重要となります。患者さんにいち早く、適切な治療を受けていただくために、このオンラインコンサルトをご活用いただければと思います。 |
既存の3rdpartymediaでは達成が難しかった「行動変容」を実現します
株式会社エクスメディオは、ユニークな企画力とAIをはじめとする技術力を掛け合わせ、医師の臨床をエンパワーメントするITサービスを提供することで「医療リソース偏在の解消」「診療治療精度の向上」「専門的診療支援」に寄与することを目指し、2014年12月に創業しました。
全ての企業活動が、患者さんの重症化防止の一助となり、健康寿命の延伸を実現していくこと。それが社会における当社の存在意義と考えています。最大の特長は、医師のための専門医相談サービスのパイオニアとして、創業から10年、医師同士(DtoD)のコミュニケーションが根幹にあるサービスを展開している点です。
医師専用の臨床相談コミュニティであるオンライン医局®『ヒポクラ』は、医師同士が時間や場所を問わず診断・治療方針の疑問をDtoDで相談できる場所、一つの大きなオンライン医局®として、現在、患者さんに最適な治療を提供したい医師約70,000人に利用されています。今後は、早期発見・早期治療に社会的課題のある
「希少疾患」 、治療の進歩が目覚ましい 「がん(オンコロジー)」 領域を中心に、オンライン医局®『ヒポクラ』の特長・機能・ノウハウなどを活用した企画・サービスを展開強化していきます。
専門医への相談や専門医コミュニティ内での医師同士のコミュケーションを通じて、臨床上のボトルネックを解消し、そのサポートを行うことで、既存の3rdpartymediaでは達成が難しかった「行動変容」を、オンラインにとどまらず、適切なチャネルを活用し、実現します。当プログラムをはじめ、貴社の活用におけるヒントや、新たな取り組みに貢献できればと考えております。ぜひお気軽にお問い合わせください。